10分でわかる医療保険の選び方のコツ 保険料を安くするコツからおすすめ医療保険まで網羅!

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この記事の内容


追記・再編集(2016年10月27日)

たくさんの商品がある医療保険でも、実は、選び方は簡単!?

保険商品の中で最も種類が多いものの1つとして医療保険があるだろう。また、数が多いだけではなく、それぞれの医療保険商品には異なった特徴があったり、または保障の内容が変わっていたりと千差万別で複雑なようにも見える。

どうやって医療保険を選べばいいかと考えた場合、とても難しいのではないかと考える人も多いだろう。

しかし医療保険の選び方というのは、意外と単純で、基本的に単純な点に気をつけるだけで大丈夫だ。

10分(1分=500文字、10分5000文字)以内でわかるように、以下まとめてみたい。

医療保険の必要性 そもそもあなたには医療保険が必要か?

「しかし、そもそも医療保険って私に必要なの?」と医療保険の必要性について確認しておこう。もし、医療保険が必要ないのに、契約して保険料を払い続けていたとしたらそれはムダだろう。

貯金がある程度ある場合は医療保険は原則不要

医療保険は、詳しく比較・検討すればするほど、もしくは安い医療保険であればあるほど、保険金や給付金がそれほど支払われない事に気がつくだろう。

加えて、支払いの条件等も相当に厳しく、支払いの対象外となる場合だってあることも頭に入れておく必要がある。このような医療保険の内容を見ていると、貯金で対応できるのではないかと考える人もいるだろう。それは正しいことだ。

日本では、高額療養費制度などもしっかりしており、普通に健康保険を使って入院している限り、貯蓄がある程度あれば心配は少ないということだ。ムダに医療保険の保険料を払うぐらいであれば、それを貯蓄に回す方がよいことも多々ある。

どうしても不安であれば都道府県民共済でも十分ではないだろうかとも個人的には思うこともある。

高額な医療費がかかった場合の実際の自己負担額を知っておく

100万円の入院費用がかかった場合の自己負担額を知っているだろうか?医療費は3割負担だからという理由で、30万円、というわけではもちろんない。

と言うのも、健康保険の高額療養費制度を使えば、高額の入院費用であっても個人負担分はある程度抑えられるからだ。

(参考リンク:高額療養費制度を利用される皆さまへ|厚生労働省
(参考リンク:高額療養費制度を利用される皆さまへ 厚生労働省保険局

例えば、上記の厚生労働省保険局の資料のPDFを参考にすると、窓口負担3割の人が100万円の入院費用がかかったとする。このときの自己負担額の上限は3割の30万円ではなく8万7,430円となる。

ある程度の貯蓄があれば対応できる額だろう。差額ベッド代や個室代、食事代などが高額な病院に入院したいような場合は別だが、普通の病院に普通に入院するのであれば、どうしても医療保険が必要という風にはならないだろう。

上記のことを踏まえた上でも医療保険に加入したいと考える人に向けて、「医療保険の選び方のコツ」や「医療保険の保険料を安くするコツ」、「比較・検討の対象リストに入れたいおすすめ医療保険」について以下で紹介したい。

医療保険の選び方 3つのコツ

まずは、「医療保険の選び方 3つのコツ」から紹介しよう。

選び方のコツ1 一番大切なことは「保障や仕組みがシンプルでわかりやすい医療保険を選ぶ」こと

一番大切なことは「保障がシンプルでわかりやすい医療保険を選ぶ」ことだ。これが何よりも重要なことだ。理解できないゴチャゴチャとした仕組みの医療保険には入らないほうがいい、というよりも入ってはいけない。

なぜかというと、複雑な商品や機能がごちゃごちゃとした商品は、総じて保険料が割高だからだ。複雑で保険会社としても手間がかかるため、保険料を高く設定できるし、加入する契約者にとっても横比較などが難しいためその保険料が格安か割高か判断することも難しい。

わざと複雑にして保険料に利益を多く乗せても誰にもわからないのだ。しかし、保障や仕組みがシンプルな商品は簡単に他商品と横比較できるため多くの利益を裏で乗せる事は難しい。そのため、総じて保障がシンプルでわかりやすい医療保険は保険料も割安なことが多い。

選び方のコツ2 終身医療保険(一生涯)と定期医療保険(掛け捨て)で迷ったときは終身医療保険を選ぶべき

終身医療保険(一生涯)と定期医療保険(掛け捨て)、どちらにもメリット・デメリットがあるが、どちらかと言うと終身医療保険を選ぶべきだろう。

何故かと言うと、定期医療保険の場合、保険期間ごとの更新があるが、更新するたびに保険料が大きく値上がりする。これが定期医療保険のデメリットで、若いときは保険料が安くて良いのだが、更新を繰り返していると保険料が高くなりすぎて支払うのが難しくなる場合もあるだろう。

しかし、入院するリスクというのは、(あたりまえだが)年齢が高齢であれば高齢であるほど高まるので、人生の途中で保険期間を終えてしまうと医療保険としては、あまり意味がない。

そういった理由から一生涯保障される終身医療保険を原則選ぶほうがよいだろう。

選び方のコツ3 日本の大手生命保険会社の医療保険特約は問題が多いため、単体の医療保険がおすすめ

日本の大手生命保険会社がこれまで販売してきた定期付終身保険や定期付終身保険を契約している人は単体の医療保険には入っていないけど、特約で入っているという人も多いだろう。

しかし、その医療保険特約には問題も多い。

日本の大手生命保険会社の医療保険特約は、内容も複雑なのにもかかわらず、特約扱いでよくわかりにくい。また、主契約が解約された場合は特約である医療保険も解約されてしまうためそれが大きな問題となる。

くわえて、昔の医療保険特約などは、今の最新の医療保険と比べて、保障が不十分な場合も多い。

あくまでも主契約となるちゃんとした現在の主流の単体医療保険を選んだほうが良いだろう。

医療保険の保険料を安くする 2つのコツ

つづいて「医療保険の保険料を安くする 2つのコツ」について紹介しよう。

保険料を安くするコツ1 お金が戻ってくるお祝い金付きの医療保険等は避けたほうが無難だ

お金が戻ってくるお祝い金付きの医療保険など、一定期間後お金が戻ってくるタイプの医療保険は避けたほうが無難だろう。

というのも、戻ってくる保険料は結局自分が支払った保険料であり、保険料自体が普通の保険よりも高くなっているだけで、何の意味もないからだ。また、意味がないだけではなく、保険料が帰ってくるからという安心感からか、保険料の安さを比較することが少なくなることも問題だと思う。

最近では、東京海上日動あんしん生命のメディカルKit Rのように、面白い商品も一部登場しているが、その他の商品は保険料が割高な商品が多い。
実際は、東京海上日動あんしん生命のメディカルKit Rであってもそうだ。

結局のところ、医療保険にお金が戻ってくることを期待してはいけないということだ。

具体的な商品から考えて、どのような医療保険を比較・検討すると良いだろうか?この記事の作成日時点で評判の高い医療保険を集めると以下のような医療保険があるだろう。

保険料を安くするコツ2 「60日型」と「120型」 どちらか迷ったら60日型にしておく

設定に迷うのが生命保険(医療保険)の入院給付金支払限度だ。一般的に、医療保険には入院給付金支払限度が設定されていて、例えば「60日型」、「120日型」のような選択肢が用意されていることが多いだろう。

迷ったら「60日型」を選択しておけば保険料を安く抑えることができるだろう。理由は以下のとおりだ。

設定に迷う生命保険(医療保険)の入院給付金支払限度

「60日型」と「120日型」を見てもどちらにして良いか迷う人も多いだろう。「保険料が安いのは「60日型」であるが、それで足りるのだろうか…」なんて多くの人は考えるはずだ。

私たちが入院した場合、実際の入院期間はどれくらいなのだろうか。

入院給付金支払限度の設定にあたっては、保険料が高く無駄になってしまうので、なるべく無駄がないように最適で短いものを設定したい。厚生労働省が平成27年12月17日に発表した、「平成26年(2014)患者調査の概況」をもとに少し考えてみよう。

退院患者の平均在院日数

「平成26年(2014)患者調査の概況」における「分類別にみた年齢階級別退院患者の平均在院日数」の部分を確認すると、全年齢における平均的な入院日数を知ることができ、それについて一部を抜粋して長いものから順番に並び替えると以下のとおりだ。

分類別にみた年齢階級別退院患者の平均在院日数

血管性及び詳細不明の認知症 376.5日
アルツハイマー病 266.3日
気分[感情]障害(躁うつ病を含む) 113.4日
脳血管疾患 89.5日
慢性腎不全 62.9日
骨折 37.9日
糖尿病 35.5日

<< 全ての傷病(ここに抜粋していないものも含む)の平均 31.9日 >>

肺炎 29.7日
心疾患(高血圧性のものを除く) 20.3日
悪性新生物(がん) 19.9日
ウィルス肝炎 16.3日

最低限60日分あれば必要最低限はクリアできる

上記では、傷病分類に基づいて、ありがちな傷病の入院日数の平均値を抜き出してみたが、これを見ている限り、または全体の平均などを見ていると、最低限60日分あれば必要最低限はカバーできているだろう。

120日のもの契約したとしても、もちろん安心にもつながるだろうが、60日以上の入院となる可能性は確率論的にはそれほど高くないはずだ。

お金に余裕がある場合は120日型を選択してもよいが、無理までして120日型を選択することはないだろう。

比較・検討の対象リストに入れたいおすすめ医療保険

おすすめ終身医療保険

保障が充実している割に、保険料が割安な終身医療保険としては、以下のようなものが挙げられるだろう。

NKSJひまわり生命「健康のお守り」http://www.nksj-himawari.co.jp/examine/product/omamori_health/
無事故割引である「だんだん割」などユニークな特約あり。パンフレットやホームページのわかりやすさも評価が高い。

オリックス生命「CURE」http://www.orixlife.jp/product/cure/
1回の入院限度日数は通常60日であるが、7大生活習慣病の場合は、入院限度日数が120日に伸びるなど保険料が安い割に保障が手厚く評価が高い。

メディケア生命「メディフィットA(エース)」http://www.medicarelife.com/products/medifit_a/
がん関連の特約が充実。大手生命保険会社グループのインターネット医療保険であるため保険料も割安。

ライフネット生命「自分への保険」http://www.lifenet-seimei.co.jp/product/medical/medical.html
保障が非常にシンプルで理解しやすい

アフラック「新EVER」 http://www.aflac.co.jp/iryo/ever/
保障タイプのバリエーションが多い。医療保険で最も有名な、各生命保険会社がベンチマークとする医療保険の定番商品。

個人的には、定期医療保険よりも終身医療保険のほうが(上に書いた理由で)オススメだ。しかし、どうしても定期医療保険を検討したい場合は、以下の2商品を参考にすると良いだろう。

おすすめ定期医療保険(掛け捨て型)

アクサダイレクト生命(旧ネクスティア生命)「カチッと医療」http://www.axa-direct-life.co.jp/products/medical/

ライフネット生命「自分への保険プラス」http://www.lifenet-seimei.co.jp/product/medical/medicalcare.html




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