30分でわかる!満足度が高く保険料の安い自動車保険・保険会社の選び方

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この記事の内容


万一の事故のときも対応がしっかりしていて、保険料が安い自動車保険・保険会社はどれか?

自動車を所有する人にとって毎年更新の時期になるととても気になるのが自動車保険(任意保険)のことだ。

もっと安い自動車保険(任意保険)に切り替えようか、それとも面倒だからそのまましておこうか、私の場合もそれなりに悩まされるところだ。

私(筆者)の場合も、お小遣いが増えるから自動車保険にかけるお金は減らしたい。

しかし、代理店とのつきあいもあるし…と小さな懐と相談しながらモジモジ悩んでいたりもする(笑)

そんな都合のよいものはない?万一の事故のときも対応がしっかりしていて、家計にもやさしい、保険料が安い自動車保険・保険会社

多くの人に取って一番良いと思うのは、万一の事故のときも対応がしっかりしていて、家計にもやさしい、保険料が安い自動車保険・保険会社だろう。

実際のところそんなおいしい話のような自動車保険・保険会社はないのかもしれない。

しかし、あきらめることなくそのような自動保険・保険会社を選びたい場合にはどうしたらよいだろうか?

ここではそのための方法を30分程度で読める分量(1分500文字=30分15000文字)以内でがっつりと紹介したい。

ユーザー満足度などの調査会社各社が発表する自動車保険に関するランキンとこの記事について

今回の記事は、自動車保険に関する調査会社のランキングを参考にしたいと思う。ただし、これには注意もあるのではじめに少し触れておきたい。

このような類のランキング調査は巷に氾濫しており、どの自動車保険会社(損害保険会社)も自社に都合のよいランキング等を前面に押し出す傾向が強いと個人的には思う。

そもそも、アンケート調査などは、だれがやったとしても、調査主体によって期待する結果に誘導することなども、非常に簡単なものだ。

たとえばオリコンとJDパワーの結果は全く違う物になってもおかしくない(実際に異なっている)。また、調査年度によっても結果が大きく異なるし、各自動車保険会社が打ち出す施策・経営方針等によっても大きく変化していくだろう。

もちろん、筆者は下記ランキングから大きな特長やトレンドを探り出せるよう最大限努力するが、それが完全に正しいか、またはこれからもこのトレンドが続くかについては疑問を持つ部分も少なからず感じている。

そういったことから、以下の文章については1参考として読んでいただければ幸いだ。

保険会社の一覧と種類

実際どれも同じようにみる自動車保険(任意保険)であるが、現在の自動車保険(任意保険)は、販売の方法によって大きくは2つのタイプに分かれることをご存じだろうか?

1つは代理店型の自動車保険・保険会社、もう1つは通販型(ダイレクト型)の自動車保険・保険会社だ。

それを一覧にすると以下のようになるだろう。

自動車保険 保険会社一覧

代理店型の自動車保険を扱う保険会社一覧

代理店型の自動車保険とは、主に、ディーラーや修理工場などの代理店の担当者を通じて販売される自動車保険・保険会社のことだ。

通販型(ダイレクト型)の自動車保険を扱う保険会社

通販型(ダイレクト型)の自動車保険とは、主に、インターネットやコールセンター(電話)を通じて販売される自動車保険・保険会社のことだ。

扱うものは同じ自動車保険であるが…

扱うものは同じ自動車保険(任意保険)ではあるが、それぞれが競争を進めたことで代理店系かダイレクト系かの違いによって、保険料や事故のときの対応力に対する満足度などは大きく違いが出てきているようだ。

それがわかるのが(株)J.D. パワー アジア・パシフィックの発表している以下の2つのレポートだ。

・「2016年日本自動車保険新規加入満足度調査((株)J.D. パワー アジア・パシフィック)

・「2016年日本自動車保険事故対応満足度調査((株)J.D. パワー アジア・パシフィック)

自動車保険の満足度ランキングからわかること(特徴)を考えてみると

上記のレポートを元に自動車保険の選び方について考えてみよう。
早速であるが、調査結果をみてわかることは以下の2点である。

自動車保険の満足度ランキングからわかること(特徴)

特長1 保険料や契約手続きなど新規の保険加入時の満足度は、代理店型の自動車保険会社よりも通販型(ダイレクト型)の自動車保険会社が明らかに高い。

特長2 保険金支払いや事故受け付け体制、事故対応担当者などの事故対応満足度は、代理店系保険会社の方が、ダイレクト系保険会社のよりも明らかに高い。

その理由について以下では少し触れてみよう。

特長1 保険料や契約手続きなど新規の保険加入時の満足度は、代理店型の自動車保険会社よりも通販型(ダイレクト型)の自動車保険会社が明らかに高い。

まずは、「2016年日本自動車保険新規加入満足度調査((株)J.D. パワー アジア・パシフィック)」の内容から確認してみよう。

調査の概要としては、自動車保険新規加入満足度について、「契約内容/契約手続き」「価格」「契約チャネル」の3つのファクター(要素)を設定し、各ファクターの総合満足度に対する影響度を元に、総合満足度スコアを算出した(1,000ポイント満点)ものとなっている。
※詳細は上記リンク先のレポートをご確認ください。

2016年日本自動車保険新規加入満足度調査((株)J.D. パワー アジア・パシフィック)

顧客満足度ランキング
※1,000ポイント満点
代理店系保険会社
【582p】富士火災
【578p】AIU
【574p】東京海上日動
【569p】損保ジャパン日本興亜
【568p】日新火災
【568p】<< 代理店系保険会社 平均 >>
【565p】三井住友海上
【557p】あいおいニッセイ同和損保

ダイレクト系保険会社
【660p】イーデザイン損保
【645p】セゾン自動車火災
【633p】SBI損保
【633p】ソニー損保
【633p】<< ダイレクト系保険会社平均 >>
【632p】アクサダイレクト
【626p】三井ダイレクト
【615p】アメリカンホーム
【613p】チューリッヒ
【593p】そんぽ24

新規加入時の満足度は圧倒的に通販型(ダイレクト型)の自動車保険会社が代理店型の自動車保険会社に勝っている。

通販型(ダイレクト型)自動車保険会社の平均値が633ポイントに対し、代理店型の自動車保険会社は568ポイントにとどまっている。

このランキングを見る限り、新規加入時の満足度は圧倒的に通販型(ダイレクト型)の自動車保険会社が代理店型の自動車保険会社に勝っている

このランキングの要素については、以下の3つとなっているだろう。

・「契約内容/契約手続き」・・・ 契約内容がわかりやすいか?契約手続きが簡単か? など
・「価格」・・・ 保険料が安いか? など
・「契約チャネル」・・・ 保険に加入しやすいか?契約(加入)窓口は利用しやすいか? など

この3つの要素を見る限り、やはり通販型(ダイレクト型)の自動車保険会社の方が勝っていて、逆に代理店型の自動車保険会社に勝てる要素はなさそうに思える。

もう少し詳しく考えてみよう。

事故しないのだから保険料はムダ金だ?

まずは、「価格」(保険料が安いか? 等)から考えてみよう。自動車保険を契約する人の大多数は自動車保険に安さを最も求めている。それは当然のことだ。

自動車保険はあくまでも神社のお守りのようなものであって、自分は事故しないと(私も含めて)多くの人は考えているからだ。

事故しないのだから、保険料に多くのお金を払う事はムダ金だと考えているだろう(私も含めてだが…)。

その点から通販型(ダイレクト型)の良さは保険料が安いことだ。

あらゆる経費や人件費等を削減し、システム効率化することで保険料を安くできる通販型(ダイレクト型)自動車保険会社だが…

通販型(ダイレクト型)自動車保険会社の強みは、代理店を介さずに自動車保険を提供するために、コストが抑えられ、それが自動車保険の保険料にも(安く)反映されていることだ。

このように、代理店系損保の商品と比べて、保険料も大幅に安くなる場合も多いとくると、とても魅力的に消費者には映るだろう。

しかし、保険料を安くするためのコスト削減が万一のときの事故対応にまで及んでこないか多くの人が心配するのではないだろうか。

実際のところ、コストを抑える努力を行う会社ほど、事故対応にかけるコストも抑えてくる(サービスが低下する)と考えるのが自然ではあるだろう。

これについては後ほどもう一度考えたい。

インターネットを普段使用する人にとって、通販型(ダイレクト型)自動車保険を契約することはとても簡単

通販型(ダイレクト型)自動車保険の契約については電話、もしくはインターネットで行うのだが、最近では契約時に間違えがないようにオペレーターもインターネットのホームページの入力画面も、また各種の書類もわかりやすく親切だ。

もちろんそれは顧客への親切のためというのもあるが、より大きな目的としては、書類等の不備を防ぎあらゆるロスを防ぐ為でもあるのだろう。

こういった努力もあり、通販型(ダイレクト型)自動車保険自動車保険を契約することはとても簡単に思える。

代理店型の場合、実際の営業マンとのやりとりは優秀な営業マンであっても紙ベースの修正が多少なりとも必要なため相応に時間がかかり疲れる

次に「契約内容/契約手続き」「契約チャネル」についても考えてみよう。

代理店型の場合、自動車保険の営業マンとのやりとりは面倒で、主契約や特約のことも相談・指示しないといけないのでとても疲れることだ。

優秀な営業マンであればまだいいのだが、普通の営業マンであれば、保険の補償内容複雑であるがゆえにとても疲れる。何よりも、変更に対してすぐに保険料が反映されるインターネットとは違い、契約内容を変更するたびに設計書を打ち変えないといけない対面式のやりとりは時間がかかりすぎる。

自動車保険の相談で休日の半日を裂かないといけないというのは何とももったいない感じもする。

その点、インターネットでの自動車保険の申し込みは、営業マンとの面倒で時間のかかるやりとりをしなくて済むので時間の節約にもつながるところがある。

2.保険金支払いや事故受け付け体制、事故対応担当者などの事故対応満足度は、代理店系保険会社の方が、ダイレクト系保険会社のよりも明らかに高い。

保険金支払いや事故受け付け体制、事故対応担当者などの事故対応満足度ランキングは、以下調査結果から確認すると以下のようになっている。

2016年日本自動車保険事故対応満足度調査((株)J.D. パワー アジア・パシフィック)

2016年日本自動車保険事故対応満足度調査((株)J.D. パワー アジア・パシフィック)

顧客満足度ランキング
※1,000ポイント満点

【705】ソニー損保
【696】富士火災
【687】チューリッヒ
【686】損保ジャパン日本興亜
【684】AIU
【678】東京海上日動
【669】アクサダイレクト
【667】<< 業界平均 >>
【663】セゾン自動車火災
【661】あいおいニッセイ同和損保
【656】イーデザイン損保
【650】三井住友海上
【639】日新火災
【638】三井ダイレクト
【618】SBI損保

このランキングを見る限り、ソニー損保を除き、新規加入満足度で上位に来ていた会社、イーデザイン損保やセゾン自動車火災、SBI損保などが、事故対応満足度では大きくランクを下げている。

特にSBI損保についてはその開きが大きく、事故対応満足度では最下位になっている。このように、2つのランキングで大きく差があるような保険会社には注視した方がよいだろう。

SBI損保やセゾン自動車火災、イーデザイン損保が、事故対応満足度では大きくランクを下げている理由

SBI損保やセゾン自動車火災、イーデザイン損保などが、事故対応満足度では大きくランクを下げているがその理由や原因は何があるのだろうか?

その原因としては、これら保険会社は人気で大きく増えている契約者に対しての事故対応担当者が不足していること、または、保険料を安くするために、加入者の数に対して担当者の数を少なくしている可能性が一番大きいと思う。

どちらかというと大きな原因は前者だろうと思う。通販型(ダイレクト型)自動車保険会社は一時的なはやりなどによっても爆発的に契約者数を伸ばすことも可能であるが、それらの保険会社内の事故対応担当者などの人員を増やせるかというとそうではないからだ。

事故担当者を社外で採用し育成していくのにはそれなりに時間とコストがかかるため、爆発的に契約者が増えたとしてもそれに追いつくことが難しいからだ。

SBI損保やセゾン自動車火災、イーデザイン損保など新規契約時の満足度が高いのに、事故対応満足度では一気にランクを下げている会社はそのような理由がある可能性がある。

SBI損保やセゾン自動車火災、イーデザイン損保などはどの会社も過去に雑誌等のランキングにも上位にあった話題の会社ばかりだ。

この後にふれるが、これらの会社は、保険料収入においては、通販型(ダイレクト型)自動車保険会社の中で中堅に位置するだけに契約者が激増した場合のインパクトはそれなりに大きいとも考えられる。

事故対応において代理店系保険会社が優れている理由

また、事故対応において、代理店系保険会社が優れているのは、自動車保険の保険会社・事故対応担当者だけではない。

代理店担当者が介在してくれることも大きい。良く知っているディーラーなどの代理店の担当者が窓口となって対応をしてくれたり、相談にのってくれるということもあるだろう。

上では、契約時時間がかかって面倒であると書いたが、面倒と時間をかけておけば逆にこういったメリットがあることはあるのだ。

私(筆者)が経験した保険料が最も安い通販型(ダイレクト型)自動車保険会社の事故対応

保険料は安いに越したことはない。しかし、いくら保険料が安くても事故をしたときの対応が満足のいかないものだと大問題だ。

私もそれについては痛い経験がある。私は、元々自動車保険を保険料が最も安いとされる通販型(ダイレクト型)のある一社と契約していた。

しかし、今は代理店型の大手の保険会社の自動車保険(任意保険)に加入している。きっかけは、一度もらい事故を経験したときがあり、そのときの保険会社の担当者の対応に大きな不満を感じたからだ。

そのときの担当者は、「全く連絡してこない」「示談交渉を積極的にしない」最悪な担当者だった。

もちろん、こちらから連絡・催促しないと示談交渉は進展しない。

修理を担当してくれた修理工場には支払いが遅れそうになるし散々であった。結局は、こちら側にはほとんど過失のないもらい事故であるのにも関わらず、示談交渉を終わらせるため、こちらに不利な過失割合を渋々最後に飲むことにもなってしまったのだ。

安かった保険料もこのときの損害金でパーだ。

こういった経験から、最も事故対応を重視するような場合は、車が事故したときに修理を担当する修理工場やディーラーの代理店とする代理店型自動車保険を契約した方が無難だと痛感し、それに変更したのだった。

ケース別 自動車保険・保険会社の選び方

こういったことをふまえて、自動車保険の選び方はどうするべきであろうか?

私(筆者)としておすすめできる、できないはそれぞれあるものの、考えられることとしては3つのパターンがあるだろうと思う。

ケース1 「とにかく私は事故しないし、自動車保険(任意保険)はお守りみたいなもの、事故時の対応はあまり良くなくてもよいから、保険料が安い方がよい。」そのような考えの人。

あまりこのパターンはおすすめではないものの、このような人は、やはり通販型(ダイレクト型)の保険会社を選択するべきであろう。

たとえば、上の新規契約時の満足度ランキングで平均以上に位置する、セゾン自動車保険、SBI損保、イーデザイン損保、ソニー損保などである。

しかし、ソニー損保を除くと新規契約時の満足度と事故対応の満足度のランキングで大きく差が出来ているような感じであり、要注意である。筆者としては万一のことを考えるとあまりおすすめできるとは言えないところがある。

ケース2 「保険料は安いに越したことはないけど、ある程度事故したときのことも考えて、自動車保険(任意保険)を選びたい。」そのような考えの人。

このような人は、上の2つのランキングのそれぞれ上位または、ある程度バランスのとれた保険会社を検討してみるとよいだろう。

保険料が総じて安い通販型(ダイレクト型)自動車保険で、事故対応の満足度が高い自動車保険会社というと、たとえば、ソニー損保やアクサダイレクト、チューリッヒなどがあげられるだろう。

ケース3 「保険料の安さよりも、万一の事故のときにできるだけ手間がかからない・安心であること重視して自動車保険を選びたい。」そのような考えの人。

代理店型の自動車保険を信頼できる代理店の担当者から契約するのが良いだろう。

上のランキングを確認すると富士火災や損保ジャパン日本興亜、AIU、東京海上日動あたりだろうか。

加えて、この場合は代理店の担当者についても重視すべきだろう。

車を購入したディーラーや販売店の担当者が最も適任ではあるが、

真摯に対応してくれる担当者かどうか見極める必要があるだろう。

車を複数台所有している人などは、何人か販売店の担当者がいると思うので、それらの中から最も信頼できる担当者にまとめるというのも1つの手だ。

やはり通販型(ダイレクト型)自動車保険?

このように考えてみると、保険料の安さと事故対応のバランスのとれた自動車保険・保険会社となってくると、または、若干保険料の安さを優先したとすると、通販型(ダイレクト型)自動車保険・保険会社を選ぶことになってしまうだろう。

そこで以下では、通販型(ダイレクト型)自動車保険・保険会社を選ぶ際に参考となる情報についてさらに触れてみよう。

ダイレクト自動車保険はどれぐらいの保険料収入があるのか?気になる保険会社の規模を判断するための元受正味保険料ランキング

これまでは、自動車保険というと、東京海上日動や損保ジャパンのような代理店型の自動車保険が一般的で、ダイレクト自動車保険というと保険料の安さを武器とした新興勢力的なイメージがあったが、最近徐々に受け入れられつつあるようになってきただろう。

自動車保険の毎年の保険料収入は、大方の会社が伸び続けており、中には、保険料収入で2桁パーセント台の成長を続けているダイレクト自動車保険もある。

ダイレクト自動車保険の大体の規模感に把握するために、保険料のランキングについて確認したい。

ダイレクト自動車保険(9社)における元受正味保険料ランキング

少しデータが古くなるが、2015年第2四半期(2015年4月1日から9月30日)業績を元に作成したランキングは以下の通りになっている。

(1)ソニー損保 424億円
(2)アクサ損保 237億円
(3)チューリッヒ保険 179億円
(4)三井ダイレクト損保 178億円
(5)SBI損保 143億円
(6)セゾン自動車火災 121億円
(7)イーデザイン損保 96億円
(8)そんぽ24 66億円
(9)アメリカンホーム 59億円
※イーデザイン損保のみ正味収入保険料

ソニー損保とアクサ損保とそれ以外の損保

このランキングを見ているとどのような特徴があるだろうか?まず、ランキング、特に上位5社の内訳を見てみると、ソニー損保がダントツの収入保険料なのがわかるだろう。

続くのかアクサ損保で、1位のソニー損保との差はそれなりに大きい。また、2位のアクサ損保と3位のチューリッヒ保険とも差が大きい。

まとめると、ソニー損保とアクサ損保がダントツで、3位グループが、チューリッヒ保険、三井ダイレクト損保、SBI損保、セゾン自動車火災、イーデザイン損保となり、下位グループがそんぽ24とアメリカンホームとなるだろうか。

ダイレクト自動車保険(9社)における元受正味保険料ランキングを見てダイレクト自動車保険を決定するのは難しいか?

このランキングを見ていると、上位だからといってもお勧めできない損保もあれば、下位でもお勧めできる損保も含まれているようにも思える。

ランキング自体は会社の規模を見る上でとても参考になるものであるが、ランキングだけでダイレクト自動車保険を決定するのは難しいようにも思える。

参考レベルとして見ておくのが良いだろう。

保険料や各種の満足度で上位にあるソニー損保

保険料や各種の満足度で上位にあるソニー損保についても少しふれておこう。ソニー損保は、契約者からの事故対応力満足度の高い企業として、自らもアピールしながらCM等も行っている。

私は契約者ではないが、評判や口コミ、ニュースなどから対応内容等をみる限り、ほかの損保よりも劣っているということはないと思う。

そして、事故対応力の観点から自動車保険を選ぶとすれば、大きく判断を誤るということもないだろう。

昔のニュースリリースには対応内容として良いものも

最近のニュースリリースではないが、昔のニュースリリースをみていると、ソニー損保に関して以下のような良いニュースもあった。記事内容を要約すると以下のようなことだ。

ソニー損保は今まで(2012年9月まで)は、事故受付後3時間以内に選任担当者を割り当て、事故のあった契約者に1回目の連絡を入れると約束をしていたが、これからは、1時間以内に1回目の連絡を約束する。

(参考リンク:ニュースリリース(2012年度) | 自動車保険ならソニー損保におまかせ! 

普通に聞くと、2時間違うだけかと思うところだが、よくよく考えると、これは結構大変なことだと推測できる。

何よりも担当者の数が相応に必要となることは間違いないだろう。時間の約束を短くすればするほど担当者は、同時に数多くの事故案件を抱えるのが難しくなるからだ。

当時、会社が結果的に大変になることをすすんで約束していることも評価できると思うし、それなりに、ソニー損保は事故対応に力を入れているということの現れだと感じた。

対して、保険料の安さにのみ重点を置く損保は、決してこういう約束はしない。コスト増につながるからだ。

事故対応は1回目の連絡だけが重要なのではないが…

自動車保険は、あくまでも、事故対応は1回目の連絡だけが重要なのではなく、全ての事故処理が完了するまでの期間全体のスムーズさが重要なのであって、1回目の連絡の短さというのはあまり重要ではない。

しかし、自社に不利な条件を企業姿勢として契約者に示すという面では取り組みを評価できるし、ソニー損保の自動車保険に加入しても、大きな失敗ということにはならないと感じさせるものだと思う。

ソニー損保では最近ではこういった積極的で良いニュースが聞こえないことが残念なことだが、ソニー損保の保険会社としての姿勢をみる1つのものではあると思う。

たとえ代理店型の自動車保険・保険会社であっても工夫しだいでは保険料は安くなる

上では、通販型(ダイレクト型)を中心に考えてみたが、どうしても代理店型の自動車保険を契約したい人に取って保険料を安くすることはできないのだろうか?実際はそんなことはないだろう。

代理店型の自動車保険を含めて、自動車保険を安くする知恵について以下では考えてみよう。

その他の自動車保険を安くする方法

方法1 補償内容のムダをそぎ落とす

これまでムダにつけていた補償内容から不要な補償をそぎ落とすことで保険料が抑えられる可能性は高い。

私(筆者)の場合もそうだったが、ムダな補償をそぎ落とし補償内容は少なくなったが、基本的な補償を事故対応満足度の高い大手代理店型の自動車保険・保険会社から契約ができた。

もちろん、補償内容の主軸となる部分(対人・対物で無制限、車両保険あり)についてはしっかりとのこしつつ、その他の部分(免責金額・年齢条件・運転者範囲(家族限定)など(免責金額は下記参照))でムダを省き保険料を削減したのだ。

このように、しっかりと補償のムダを見極めることで、大手代理店型の自動車保険・保険会社であっても安い保険料で契約が可能だ。

方法2 免責金額を設定する

免責金額とは、万一の事故で保険金が支払われるときに自己負担する金額のことだ。

たとえば、免責金額を10万円に設定しておいた場合で、100万円の損害額が発生した場合、保険金は90万円が支払われ、のこりの10万円については免責金額として自己負担してくださいというふうになるのだ。

もしも、免責金額程度(5万円や10万円)程度のお金が貯金から引き出せる人は、免責金額を設定しておくのがおすすめだ。

設定をすることで、補償内容は悪くなってしまうものの保険料負担は少なくすることができるからだ。

方法3 車両保険が不要な場合は車両保険を外す

自分も含めてであるが、なんとなく心配だからという理由で車両保険を設定している場合も多いだろう。

保険料を安くするためには、今一度車両保険が本当に必要か?について考えてみると良い。

もちろん、全損で車両保険が支払われるような事故に遭う可能性はそれほど高くない。

そのため、車両保険に支払ったお金はムダになってしまうだろう。

その余分に支払った保険料分を貯蓄に回すとそれなりの金額にもなる。そういったことも踏まえながら、新車の場合や、万が一の場合、車の買い換え等を貯蓄で対応するのが難しいような場合のみ車両保険をつけるというのが一番よいだろう。

方法4 まずは特約を全て外して保険料を試算してみる

自動車保険の各種特約はまずは全て外せるものは全て外して保険料の最安値を確認する事も保険料を安くする上では良いことだ。

そして必要な特約のみを特約のかかる保険料を確認しながら付加していくことだ。

特約の保険料が安くて便利な特約を見つける事ができるかもしれないだろう。たとえば、弁護士費用に関わる特約も意外と保険料として安いことなども気がつくかもしれない。

正直可能性としては低く、無駄かもしれないが、自身の安心度合いが大きく改善するようであればそれらの特約の付加などもアリだろう。

設定に迷う対物賠償部分 自動車保険の対物賠償責任保険は無制限にすべきか?

さて、自動車保険における対人賠償責任保険は無制限が当たり前だが、迷うのは対物賠償責任保険の補償額の制限について、制限をつけるか、無制限とするかであろう。

対物事例における損害賠償額というのは、どのくらいのものを準備しておくのが良いのだろうか?

過去の裁判例なども参考にしながら考えてみたい。

対物賠償額で1億円を超えるような事故はトラックや電車が関わるような事故に多い

判例もそれほど多くなく、実際に遭遇する可能性も事故の全体数から比べると非常に少ないが、1億円以上の賠償が必要な対物事故も実際に判例を見ると起こっている。

それらのほとんどは、トラック(高価な積荷を積んだもの)や、電車が関係する交通事故だ。高価な積荷を積むトラックをこちら側の過失により全損させた、または、踏切でのトラブルにより電車を脱線させた。

そのような場合には、賠償額が1億円や2億円を超える場合もあるようだ。こういったことは、自身が遭遇する可能性のある事故の中では相当に可能性が低く、可能性度合い的には、ほとんど遭遇しないと言ってもいいようなものだ。

しかし、賠償額の上限を考える上で上記は参考になるもので、対物賠償額の最高額は数億程度と考えておくと良いだろう。

対物賠償額で1,000万円以上1億円未満の賠償額の事故の多くは、トラック(積荷を含む)、タンクローリー、大型バス、店舗または住宅が絡むもの

事故にバスやトラックが絡む場合、普通と比べて、それらの車の価格は高価なため、賠償額が高額になるケースも判例等を見ていると見受けられるだろう。

トラックやバスは、新車でも2,000万円から4,000万円程度はするものだ。それに、全損のような大きな損害を与えてしまった場合、また高価な積荷などがあった場合には、数千万円程度になることも考えられるだろう。

なお、タンクローリーのような特殊な車両になったりすると、さらに額も高額になる可能性もある。

また、コンビニや店舗などに突っ込んで破壊したようなケースも1,000万円以上の賠償が必要になるケースも判例などを見ているとケースが発生しているようだ。

5,000万円を超えるような高額な賠償が発生する可能性は低いと考えて良いものの…

判例などを見ていると、5,000万円以上の賠償が発生するケースというのは非常にレアなケースで、1億円以上の賠償が発生するケースは多くの人でほとんどないと考えても良いだろう。

ただし、可能性が低いとしても5,000万円程度の賠償額は準備しておくべきだし、電車がよく走るところ、トラックがよく走るところを頻繁に走行するドライバーの場合は、無制限としておいたほうが安心だろう。

安心という意味では、少しの保険料の差であれば、無制限を選ぶのが良いと個人的には思うところだ。

自動車保険・保険会社の選び方に関する一連の考え方を考えてみたが…

とても長くなってしまったが、自動車保険・保険会社の選び方に関する一連の考え方について考えてみた。ここ何年も自動車保険のこの話題についてずっと考えていて思うのは以下の点についてだ。

・現在優れた自動車保険・保険会社が将来も優れた会社とは限らない。

話題で人気が急騰した自動車保険・保険会社が数年後に事故対応などの満足度でランキングを急に下げてしまうというトレンド(傾向)があるようではある。

保険料が安く人気が出た通販型(ダイレクト型)自動車保険・保険会社は契約者が急増することによって事項対応(担当者・部署対応)が追いつかなくなることがあるのだろう。

「事故対応満足度」を最も重視して(保険料の安さなどの新契約時の満足度は2番目)自動車保険・保険会社を選ぶべき

代理店型の自動車保険・保険会社はこれからますます通販型(ダイレクト型)自動車保険・保険会社に顧客を奪われるため、保険料以外のサービスで差別化をしなければ生き残れなくなるかもしれない。最も重要なサービスは事故対応であり、代理店型の自動車保険・保険会社を選ぶ人はこの部分を最重視するだろう。

少しの知識で大きく変わる自動車保険・保険会社の選び方

普段何気なく自動車保険を選んでいた人に取ってはこういた知識があるだけで、選び方、自動車保険に対する見方が変わるのではないだろうか。長文になって読みづらくなってしまって本当に申し訳ないが、少しでも自動車保険・保険会社選びの役に立てば幸いである。




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