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生命保険と貯蓄のちがい〜すぐに保障を準備できる保険 いつでも何にでも使える貯蓄〜(【かしこい生命保険の選び方】 1.生命保険と貯蓄(貯金))
本日もほけんをかんがえるチャンネルをご覧いただきありがとうございます。プランナー事務所Thousalight 西上です。
このチャンネルは、保険を売らない保険のプロが、貯蓄を優先しながらも、保険をうまく活用する方法をわかりやすくお知らせするためのチャンネルです。
こちらでは、かしこい生命保険の選び方のシリーズ、第1章生命保険と貯蓄(貯金)と題して、お送りしています。
今回は、生命保険と貯蓄のちがい〜すぐに保障を準備できる保険 いつでも何にでも使える貯蓄〜、というタイトルでお送りします。
同じくもしもに備える生命保険と貯蓄、どう異なるのか?
私も昔はそうでしたが、皆さんも、もしもの時のために備えていくのは、やはり生命保険なのか?それとも貯蓄をコツコツ備えるべきなのか?と疑問に思うことはないでしょうか?
生命保険も貯蓄も、どちらも、もしもの時にお金の面で備えることができます。
しかし、どちらをどのように組み合わせれば良いのか?もしくは、どちらを優先すれば良いのか?よくわからないということが実際のところだと思います。
今回は、生命保険と貯蓄の違いについて簡単に解説をして、どちらにどのように重点を置いて考えれば良いかの土台部分を理解できるようにしたいと思います。
貯蓄(貯金)は三角◀︎、保険は四角■ それぞれのメリット
それでは、生命保険と貯蓄の違いについて解説していきましょう。
よく、金融マンやファイナンシャルプランナーなどの、お金のプロが、それらの違いを説明するために使う表現があります。
それは、「貯蓄や貯金は三角◀︎で、保険は四角■です。」というものです。
これはどういう意味なのでしょうか?考えてみましょう。
貯蓄は三角◀︎というのは、画面の小さな三角記号で申し訳ないのですが、その記号のように、貯蓄は少しずつ貯まっていくものだということです。
目標とする金額が最初にありますが、最初はそれに足りない金額からコツコツと金額を積み上げていくというものです。
確かにそうですよね。
次に生命保険は四角■ということについて考えてみましょう。
先程、貯蓄は少しずつ貯まっていくので三角だというお話をしました。それに対して、生命保険は四角■という表現になっています。
これはどういうことかというと、生命保険は、契約をして、保険会社が保障を開始した瞬間から、必要なお金の備えが100%貯まっているということです。
一家の収入を稼ぐ大黒柱に万一があったときに、2,000万円が当面必要であったと仮定すると、貯蓄の場合は、ある程度の期間がないとそれを貯めることは難しいですが、生命保険の場合は、死亡などの支払う条件に合致すれば、保険を契約してすぐのときであっても、支払われるということです。
貯蓄が十分にない若い世代では助かりますよね。
繰り返しになりますが、生命保険の四角のメリットは、このようなメリットになります。
それは、貯蓄が少ない時でも、万一の保障をすぐに準備することができるということです。
少し話は戻りますが、貯蓄のメリットは何なのでしょか?
貯蓄のメリットはというと、何にでも、いつでも使うことができる、ある日突然、消えてなくなるものでもないということでしょう。
生命保険の場合は、支払いの条件というものが約款などで厳密に決められています。
死亡や病気など支払いの条件は、厳密に保険ごとに決められていて、似たようなことでも、約款などに記載のない支払い理由については、お金を払ってくれません。
もちろん、保険の支払い条件で、全ての困ったことに対応できるわけではありませんので、そのような場合には貯蓄の方が大変助かります。
また、保険には、保障する期間が終わってしまう有期のものがあります。
そのような保険は、終わった瞬間に、備えを失ってしまうというところがありますが、貯蓄にはそのようなデメリットがないことがメリットです。
生命保険と貯蓄のデメリット
生命保険と貯蓄のメリットの違いについて、これまで考えてきましたか、次にデメリットについて繰り返しになりますが触れてみましょう。
これは、先ほどのメリットの逆になっていますので、理解しやすいかもしれません。
まず、生命保険のデメリットは、備えることのできるお金の万一に制限が多いことがあります。
これは、繰り返しの説明になってしまいますが、支払いの理由などが厳密に決められているということです。支払う事由以外には払ってくれません。
また、契約の期間が終わってしまうと保障も無くなったり、途中で解約すると、支払ったものから大きく下回る金額が返ってきたり、全くお金が戻ってこない場合もあります。そのような感じです。
続いて、貯蓄のデメリットについて考えましょう。これも同じように考えられます。
貯蓄のデメリットは、目的となる金額を貯める場合に、時間がかかったり、貯蓄が得意でない人は、貯められなかったりもします。以上のような感じになります。
まとめ
ということで、今回解説をまとめましょう。
それは、タイトルのように、生命保険と貯蓄のちがいとは、すぐに保障を準備できる保険、いつでも何にでも使える貯蓄、というようになってきます。
もちろんどちらががとても優位であるということでなく、それぞれの現在の状況によるところが大きいです。
生命保険と貯蓄のバランスは、その時々に応じて考えていかなければなりません。
こちらについても解説していく動画を順番に作成いていきます。
そちらもご覧いただければ幸いです。
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